考える力を身に付けるためには
こんにちは人生楽しんだもん勝ちです
今回は著者・出口直明さんの「自分の頭で考える 日本の論点」を読んでみての
感想を書いていきたいと思います
まず、私はこの本を読んだとで、今社会で起こっている問題をどのように考えるのか
といった自分で考えることが大切だと感じさせられました
内容
この本では、今問題となっている「新型コロナウイルス」「グローバル化」「働き方」「地球温暖化」「憲法9条」「安楽死」のように、22個の社会問題に関しての基礎知識プラス様々な視点からの考察が書いてありました
社会問題について考える前に基礎知識についても書かれてあることで、「この問題ってどういうものだったっけ」といった疑問が理解できて読むことが出来ました
また、問題に対してどのように考えなければいけないのかという事を、実際の問題も使って考えさせることで、広い視点で物事を考えなければいけないという気持ちと、より実践的に多方面からの視点で物事を考える力が身に付くと思います。
ここで本に記載されてあった「自分で物事を考えられるようになるためのコツ」の中で大切だと感じた個所を紹介していきたいと思います
1、「人はみんな違って当たり前」だと考える
2、人の真贋は言行一致か否かで見極める
3、好き嫌いや全肯定・全否定で評価しない
4、常識は徹底的に疑う
目次
1「人はみんな違って当たり前」だと考える
日本の教育では
偏差値が高い、素直、我慢強い、協調性がある、先生や上司もいう事をよく聞く
と5要素を重視して教育しています
しかしこういう人材ばかりでは、新しいアイデアは生まれにくいと思います
そこで個性を大事にすることだと筆者は話していますが、ここでいう個性とは顔・声・肌の色・人格と人それぞれ違う事を当たり前のことだと思い受け入れることだと書いてありました
人それぞれが違うという事を尊重し認める社会になれば多様化だ生まれ新しいしデアが生まれると思います
なので、一人一人の個性を認めるという考え方が大切だと思います
2、人の真贋は言行一致か否かで判断する
物事を判断するにあったって他の人の意見を聞くことがあると思いますその時に
この人に任せて大丈夫なのか
と不安になることがあると思います
その様なときに任せていいかダメなのかの判断基準として「言行一致」かどうかで判断するべきであると思います
「やる」といっても「やらない人」、「やらない」といって「やってしまう」かもしれません
そんな人は信用できません
なので、判断基準として言行一致かどうかで決めるのが良いと思います
3、好き嫌いや全肯定・否定で評価しない
判断する際に
好きな人が持っているか、きらいの人が持っているかで人はその物の評価が変わってしまうという事はありませんか?
「この人好き」や「この人嫌い」という感情を持ってはいいのですが、
物事を考えるときの判断材料として人の意見を聞くときは、自分の好き嫌いは脇において、意見は意見として判断しなければいけません
頭から全肯定、全否定することで、適切な判断が出来なくなってしまうことが多々あります
「言っていることが9割でたらめだけど1割は正しい事を言う」人やその逆も世の中の人にはたくさんいます
「意見と人格」は切り離して評価しなければいけない
4、常識は徹底的に疑う
物事を考えるときには、既存の「常識」に囚われてはいけません
皆が言っているから自分もそうしよう
これまでと同じどおりにやればいいか
このような考え方はやめましょう
現在は今この時で状況が少しずつ変わっています
過去ではその方法が最適だったかもしれませんが
現在ではそのやり方が最適ではないのかもしれません
なので、常識にとらわれないで疑う・疑問を持つようにしましょう
また、常識の壁にぶち当たったら「なぜ」「なぜ」「なぜ」と最低3回ぐらいは疑うようにするとより問題の核に近づけて理解度も高まると思います